はじめに

はじめに

東日本大震災から年月が経過した今も、福島にはまだ多くの人が帰れない地域や立入禁止の区域が存在します。

避難指示解除準備区域・居住制限区域・帰還困難区域の3つの区域が設定され、令和5年までに徐々に制限の解除はされましたが対応の遅さや危険区域があることで住んでいた想い出の地に帰還出来ない現実が未だにあります。

私たちの願いは福島の「物理的な復興」と「心の復興」を両立させることです。
震災の後は数年でニュースなどは報道されなくなって風化し、関心が寄せられないことで復興が最後まで見届けてもらえず再生の妨げになることがあります。
そうなる事で国や県、どこからも復興に対しての支援が無くなり、それが更なる復興の足枷になることが福島だけではなく全世界でみられます。

小さい地域の小さい一歩ですが、私たちが 放射線除去の活動を地道に続けることで現場で活動する地元の人々を応援し、 廃棄されるはずの木々を活かし森林の再生を試み続ける事を通じて自然と人の繋がりと復興を叶えたいと思います。

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